子育ての悩みの中には、それは甘やかしではないかと思うことがある。
例えば、公共の場所で子供が騒いでいる時、子供はそういうものだからと自分で勝手に納得し、迷惑なことを放っておくことである。
また、その逆もある。つまり、厳しすぎることである。折角子供が楽しんでいるのに、自分の都合でその楽しみを奪い、さっさと帰宅してしまうなどである。
これらは、甘やかしと甘えさせるの違いに依るように思う。
子育ての悩みには、そのバランスをうまくとれないことで起きるものが多いように思う。結論から言うと、結局は常識に至るように思う。
甘やかしとは、厳しくすべきところで厳しくしないことである。電車の中で走り回っているのに注意しないことは、まさにその通りだろう。
甘えさせるとは、側にいて欲しい時に側にいない時である。子供は非力であり、まだまだ独りで解決できないことばかりである。そういう時は、しっかりと子供の側にいるべきである。
しかし、子育ての悩みは、これですべて解決できるというものではない。ひとつが片付けば、もう一つが訪れ、さらにそれが解決されれば、また別な問題が起きて来る。
親と子は、いつまで経っても親と子。
他人同士の夫婦とは、根本的に異なるとも言えるだろう。
死ぬまで、子育ての悩みがなくならないということが、正確なところかもしれない。